そしてAKIKOは… AKIKO あるダンサーの肖像II
2011年にこの世を去った日本のモダン・ダンス界の第一人者、アキコ・カンダの軌跡を捉えたドキュメント。かつて円熟期のアキコを記録した『AKIKO あるダンサーの肖像』を手掛けた羽田澄子監督が彼女の晩年に密着し、ガンに侵されながらも創作に励む姿を真摯に捉える。決して己の意思を曲げず、ダンスにその身を捧げる姿に圧倒される。若くして単身渡米し、巨匠マーサ・グラハムに師事したアキコ・カンダ。カメラは、彼女が年齢を重ね、**的な衰えと直面しながらも創作を続ける姿を捉える。しかし程なくして彼女にガンが見つかる。カメラは治療を続けながらダンスと向かう彼女に寄り添う。