放射線を浴びたX年後2
終戦直後から17年間にわたって実施されたアメリカの水爆実験が日本にもたらした影響を取材して話題を集めたドキュメンタリー「放射線を浴びたX年後」の続編。1946年から62年にかけて***上で100回以上行なわれた核実験による日本漁船への被害を調査し、海の汚染や放射性物質の広がり、日米間の極秘取引による**の幕引きなど、驚くベき事実をあぶり出した前作から3年。高知県室戸市で取材を続けていた伊東英朗監督の前に、新たな事実が次々と浮かび上がってくる。前作を見た漁船員遺族が立ち上がり、被爆者を探し求めて聞き取り調査を開始。また、南海放送が行なった土壌調査で、海だけではなく日本列島にまで汚染が及んでいたことが明らかになる。