警视厅审讯官遗漏的金七事件簿原名:警視庁取調官落としの金七事件簿,
平成7年春、警察庁長官・国松孝次が何者かに狙撃された。世にいう「警察庁長官襲撃**」だ。奇跡的に一命は取り留めたものの、警察庁トップが撃たれるとは、日本警察にとっては大醜態。すぐさま捜査本部が設置される。そこに呼ばれたのが小山金七(柳葉敏郎)――“落としの金七”の異名をとる警視庁捜査一課の名刑事だった。 ところが捜査本部に到着した早々、金七は警視庁捜査一課長・寺西**(大杉漣)から「本件は公安が主体となってあたる」と告げられる。内心納得がいかないが、とにかく熱血漢の部下・今野順志(石黒賢)とともに狙撃地点付近に向かう金七。すると、捜査一課の刑事・鈴本忠一(中村繁之)が貴重な情報を持ってきた。犯人が国松長官を撃つ瞬間を見た目撃者がいるというのだ。そこで、金七は目撃者の協力のもと、独自捜査で犯人の推定身長や凶器を割り出す。しかし、捜査の主導権はあくまで公...