タヌキの里のヒミツ
滋賀県甲賀市。この町は、愛嬌溢れるタヌキの置物で知られ、日本六古窯のひとつに数えられる焼き物の産地である。しかし、滋賀県から遠く離れた一帯に、信楽焼らしき焼き物が大量に散乱しているという情報を耳にした。誰が、何のために人里離れた場所に放置したのか?調査を進めていくと、当時のことを知る証言者との出会いから、あの信楽焼のタヌキから想像も着かないある謎の真相が明らかになっていく。しかし、多くの歴史体験を経てきた彼の証言こそが、今この時代をどのように生き、私たちが何をしなければならないのかを教えてくれる、道しるべとなるだろう。 本作品は、龍谷大学社会学部コミュニティマネジメント学科の正科目「2017年度コミュニティマネジメント実習-短編ドキュメンタリー作品上映会プロジェクト-」(担当:松本章伸)で、自らが題材を見つけ、取材・撮影・編集を経て完成させた**作で...