致妈妈原名:母さんへ,
2010年冬季 NHK 日剧SP 福岡県南部、美しい川の流れやどこまでも広がる茶畑に彩られた山間の里、黒木町。その笠原地区に堀川バスの路線バスがやってくる。そのバスから降り立った新人教師の火野***は、笠原小学校に臨時教師として2学期から赴任するため来たのだ。バスから降りた直後、青いワンピースを着て寂しそうに茶畑を見つめる一人の少女を見つける。***は声をかけるがその少女は黙って走り去ってしまう。 始業式の日、***は校長の紹介を受けグラウンドに設けられた壇上に上がるが、その時茶畑で働く神村哲也が浄瑠璃用の人形を持ってやってきた。2学期になると伝統の浄瑠璃の練習があるためだった。 哲也の話を聞きながら、***は児童が皆*足でいることに気づく。大島先生いわく、校則に定められていない*足になるという不文律があることを教えられる。なるほどと思ってふと見たと...